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グローバル化に備え、今何をすべきか?

Yoshinori Nakata -Official Site-海外生活で得た学びを、ブログを通じ発信して行きたいと思います

東南アジアの居酒屋でわかる、グローバル人材としての「資質」

Posted by yoshi on   0 

 「忍耐力」は海外で働き、成功するためには一つのキーとなる資質と思います。特にまだまだ行政手続きやインフラが整備途中の「途上国」において仕事をする場合、「納期通りにいかない」「考えられないミスが頻発する」ことはある意味“当たり前”の状態だと思います。

 私がそのような“当たり前”に遭遇したのは、シンガポールからベトナム(ハノイ)へ異動した際に、私の子供のVISAを取得する時でした。予定していた期日にVISAが取得出来なかっただけでなく、出来上がったVISAの子供の名前が間違っており再取得という、我々日本人の感覚ではあり得ない事態に直面したのです。

 ベトナムでは会社設立や工場立上げを行っていたため、行政手続きが非常に多く、仕事の面で何度もこの“当たり前”と遭遇する事態になりました。最初はこの事態にイライラしてしまい、「この不備のせいで、仕事が遅れてしまう!」と怒りをあらわにした事もありましたが、半年過ぎた頃に、ある人から「コントローラブルとアンコントローラブルに仕事を分けよう」とアドバイスを受けました。

 つまり行政手続きの場合、必要な届出を提出するところまでが自分達のコントローラブルエリアであり、その後、行政側が原因でミスや期日遅れが発生しても、そこは完全に自分達のアンコントローラブルエリアのため、そこに「感情」を込めても仕方がないという事です。「情」ではなく「理」に頭を切り替えて、自分達のコントローラブルなリカバリープランを検討するほうが合理的という事です。

 このような状況は「東南アジアの居酒屋」でも良く見る光景です。日本食料理店であっても、従業員はローカルメンバーで構成されており、「オーダーミス」「料理が遅く出て来る」ことも日常茶飯事です。加えて日本の居酒屋のように完璧に「トレーニング」を受けているわけでもないため、“日本と比べると”おもてなしレベルはどうしても低くなってしまいます。そしてそんな状況に遭遇し、ローカルの店員に激高している日本人を見ると凄く残念になると共に、「この人は、この人自身が変わらなければ、この国で成功できないだろうな」と思ってしまいます。
 
 「おもてなし」が売りの日本ですが、「おもてなしに慣れきってしまった日本人」は海外では全く売りではないと思います。仕事も生活も、現地の状況を理解し、そこに適合しながら、どんな状況にも動じない「忍耐力」が過酷な海外業務で成功する上では必要と思うのです。

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yoshi

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