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グローバル化に備え、今何をすべきか?

Yoshinori Nakata -Official Site-海外生活で得た学びを、ブログを通じ発信して行きたいと思います

最近良く聞く「多様性」について

Posted by yoshi on   0 

 本日はバンコクである説明会に参加しており、その中で何度も出てきた「多様性」という言葉について書いてみたいと思います。

 グローバル化やグローバル人材の話をする際に、必ずと言っていいほど出てくる言葉が「多様性」です。「多様な人材や文化を尊重し、異なる意見を大事にする」等々、グローバル人材の一つの要件に挙げられることも多く、比較的ポジティブに受け取られている言葉だと思います。私も多様性はもちろん大事だと思いますし、グローバル人材の一つの要件というのも間違いないと思っています。

-多様性の誤った認識について-
 一方、少し気になるのは、この「多様性」という言葉が少し一人歩きをしている感もあり、誤って認識している人が増えつつあると思っています。つまり、この「多様性」という言葉のせいで「俺が、私はこうだから」「自分の意見はこうだ」と自己主張するいわば「言ったもん勝ち」の人が増えて来ている気がしており、かつ相手の意見を聞かない場合においても、「多様性」が誤って蔓延している場合、それを認めようという流れになっていると思うのです。

-多様性の中で、本来必要な能力と人物像は?-
 勿論、自分の意見をはっきり伝える事は大切ですが、多様性の本質的な意味合いは、「異なる意見を受入れ、正しく理解する」ことだと思います。ですので、「多様性」を磨くためには、人の話を聞き、正しく理解するという「傾聴」の能力が本来必要だと思うのです。この傾聴の能力無く、自分の意見だけが言えるようになっても、それはただの自己中心的で、残念な人になってしまう可能性があります。そしてそういう人は得てして「協調性」も欠けてしまっているので、ビジネス環境下では全く物事が進んでいかない状態になってしまうと思うのです。

 更に海外で特に聞くフレーズですが、「会議において発言しない人はノーバリューだ」と言われる事があります。しかしながら内気で発言を躊躇う人もいるのも含めて「多様性」だと私は思っています。そんな人に対して上手くファシリテーションしながら発言を引出す能力も優れたリーダーであれば必要なのではないかと思うのです。少なくとも「言ったもん勝ち」の流れにしてはいけないと思うのです。

 私もまだまだ成長しなければなりませんが、自分の意見は正しく伝え、異なる意見を受入れ、正しく理解しながら、そして発言を躊躇う人からも意見を引出し、今ビジネスで起こっている問題を構造化しながら、その中でベストプラクティスを選択出来るような人材になりたいと思っています。それこそが本質的な「多様性」だと思うのです。

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yoshi

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