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グローバル化に備え、今何をすべきか?

Yoshinori Nakata -Official Site-海外生活で得た学びを、ブログを通じ発信して行きたいと思います

写真を趣味にしてわかった事~その2~

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 先日「写真を趣味にしてわかった事」という題目で投稿をさせて頂きましたが、本日はその続編です。イギリスのロンドンとドイツのハノーファーへ出張機会があり、隙間時間を利用してカメラ片手に街を散策して来ました。その散策を通じわかった事が少し増えたのと、それを抽象化するとビジネスにも繋がる事が多かったので言語化してみます。

1. 敢えて遠回りをしてみる
 前回も書きましたが、カメラを趣味にすると、まずやることは「何を撮影するか?」を考えるようになります。観光名所がある場合、タクシーや他の交通機関を使ってその場所にピンポンとで向かう事もありますが、カメラを持つと敢えて交通機関を使わず歩いてみたり、少し遠回りして目的地に行くことがあります。理由は、自分が想定していなかった風景に遭遇する事を期待してです。今回私も遠回りして、ロンドンのWaterloo駅の高架下を通ってみると、驚くようなストリートアート(グラフィティー)に遭遇しました。ロンドンと言えば歴史的建造物や赤いバス(通称:ルートマスター)をイメージしがちですが、遠回りしなければこのようなストリートアートとの遭遇は間違いなくなかったです。

ストリートアート@Waterloo Station

2. 構図・アングル・光と影
 私もまだまだ勉強中ですが、カメラで大事なのは「構図・アングル・光と影」と言われています。例えばお城に行った情景をイメージして下さい。何も考えずに撮影するとお城の正面から写真を撮ったり、ちょっと斜めから撮ってみたりする程度だと思います。ところが、構図・アングル・光と影を少し意識してみると、お城へ近づいたり、あるいは離れてみたり、それからアングルもあらゆる角度から見て、その時の光と影の違い確認すると、同じ城でも全く違った城に見えたりするものです。

3. 動いてやってみる
 上記のように敢えて遠回りするのも「自分で動いてみる」というのが根底にあると思います。タクシーに乗れば楽に目的地に着きますが、目的地に到着するという事以外に何も得られません。効率化という意味ではベストな選択ですが、目的地に到着するまでの風景は全く楽しむ事が出来ません。構図・アングル・光と影も論理的に学ぶべき事(例:三分割構図、対角線構図など)がありますが、机上で学ぶよりもまずは写真を数多く撮る事で体得していく事が重要だと思います。論理は後から自分の体験と結びつける事が出来ると思うのです。

 さて、どれも抽象化するとビジネスに繋がる事が多いと思います。昨今効率化ばかりを考えているビジネスパーソンはちょっとした遠回りも「ムダ」と捉えがちですが、遠回りしなければ見えないことも多々あると思います。それをムダと思うかどうかは意識の持ち方次第だと思うのです。働き方改革で、効率化が追求され過ぎのような気がしますが、時として意識的に遠回りしてみることも、想定しない結果を得る為には必要だと思うのです。

 構図・アングル・光と影もビジネスに直結すると思います。あるビジネスの事象を真正面からしか見れない人には、単一的な解しか導き出せないと思うのです。どれだけその事象を違った構図・アングルで見れるかが重要だと思いますし、見方によってはそのビジネスの光と影の側面も見えてくると思います。そしてそれが正しい意思決定が出来るかどうかに大きく作用すると思うのです。

 最後に、自分で動いてやってみない人はやはりビジネスパーソンとしての信頼が低いと思いますし、魅力もあまりないと思います。三分割構図を正しく語れる人よりも、理屈は分からなくても何千、何万枚もの写真を撮り、人が感動するような写真を撮っているほうが圧倒的に魅力的です。ビジネスにおいてもいつも動いている人、何かを実際に体験し、理論よりも体験を語れる人がやはり魅力的だと思います。少なくとも自分はそうなりたいと思っています。写真からの学びでした。

日本人がやっている事はローカルメンバーもやっている

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 私はクーリエ・ジャポンが運営する「EXPAT」へもBlogを投稿しております。こちらはタイや特に現在住んでいる「シラチャ」という街や文化を中心にまとめた投稿が多く、先日「タイ、そしてシラチャでも一番有名な日本人」という題材を投稿しました。その中でも記載したのですが、私はタイ人の中で時として「Gobori」と呼ばれているようです。詳しくはこちらの投稿をご確認下さい。

 さて、我々日本人も例えば外国人と仕事をした場合に、その外国人に対し日本人間だけの「あだ名」をつけたりする事があると思います。私もベトナムで働いていた時に、ベトナム人の名前の発音が難しいという事もあるのですが、宇多田ひかるに雰囲気の似ていた女性従業員の事を「ひかる」と呼んでいましたし、カッコいいジャケットを羽織って颯爽と出勤して来た男性従業員を「ジャケット」と呼んでいました。

 こんな経験を通じ何が言いたいかというと、基本的に「日本人がやっている事はローカルメンバーもやっている」という事です。私が「Gobori」と呼ばれていたのもそうですが、ローカルメンバーも同じく外国人に対し特有の「あだ名」をつけるのです。

 他にも日本人だけがやっていそうと錯覚しそうなものでは、「飲みニケーション」があると思います。駐在員もたまに集まって飲みニケーションを行い、ローカルメンバーの仕事ぶりに対し品定めをするような話がでますが、ローカルメンバーも程度の差はあれ飲みニケーションを行っていますし、その中で間違いなく日本人を品定めするようなトークを展開しているはずです。

 もう少し仕事に近い話をすると、「根回し」なども日本特有の仕事のプロセスと思われがちですが、こちらも程度の差はあれローカルメンバーもやっています。「根回し」という適正な言葉がないだけで、実質的にそれに近しい事はどこの国でも存在すると思います。

 上記のような事を理解した上で一つ大事にしているのが「因果応報」です。あだ名もつけて良いと思いますが、ローカルに対しポジティブなあだ名をつければ自分もローカルからポジティブなあだ名をつけられている(はず)。ローカルメンバーの品定めもポジティブであれば、ローカルから自分への品定めもポジティブである(はず)。根回しも仕事をスムーズに進めることを目的にポジティブに実施していれば、自分自身が行った根回しもポジティブに捉えられる(はず)。これら全てをネガティブな観点でやってしまえば、自分にネガティブなあだ名がついたり、後ろ向きの品定めをされたり、根回しも社内政治を行っていると見なされると思うのです。そんな因果応報は、こんなところでも表れると思うのです。結局自分に全部返って来ると思うので、どんな時でもポジティブでありたいものです。

カメラを趣味にしてわかった事

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約1ヶ月程前からカメラを趣味の一つにしようと思い、プロの方々もスナップショット用として愛用するリコーのGRⅢを購入しました。まだまだ使いこなせず四苦八苦していますが、今住んでいるタイのシラチャやバンコクの雑多な街並み、それから海外の出張先の風景などを撮影しており、それなりに楽しくやっております。本日は、カメラを趣味にしてわかった事があるので、それをまとめておきたいと思います。

1. 視野狭窄
カメラを趣味にすると、まずやることは「何を撮影するか?」を考えるようになります。私の場合、人ではなく雑多な街並みや風景を撮りたいと思っているので、街を徘徊しながら良い場所を探すようになりました。また、何気ない日常の中でもシャッターチャンスを狙うようになりました。自分でも驚いたのですが、そうやってアンテナを張って回りを見渡すと、今まで見えてなかった街並みや風景が見えて来ました。2年程住んでいた家の近くに郵便ポストがあった事に気づいたり、これまで全く目に留まらなかった街の看板が凄く素敵に見えたり、自分が如何に視野狭窄に陥っていたかが分かります。

2. レベル認識
これもやってみて気づいたのですが、写真を撮る事が如何に難しいかが理解出来ます。最近のスマホはカメラ性能も良いので、実際にやるまでは「スマホと大きな違いがあるのか?」と思っていましたが、全く違います。そして、良い写真を撮るのは容易ではない事にも気づきました。環境にあった最も良いセッティングをしなければなりませんが、そのセッティングも変数が多い為、自分自身のレベルの低さに気づくと共に、プロやアマチュアの方でも本気でカメラをやっている方々の凄さに気づく事が出来ます。

3. 無心
写真撮影をしていると、色々な事を忘れて「無心」になる事が出来ます。これは当初期待していなかったのですが、恐らくシンプルに「良いものを撮影したい」という目的がそうさせるのかもしれません。良いものが撮れたとしても、セッティングを変えたりしながら「もっと良いものを撮影したい」という気持ちになります。この単純極まりない向上心が「無心」を生むのかもしれません。

これらを思いっきり抽象度を上げて考えると、仕事にも繋がると思います。普段から情報や物事にアンテナを立てていないと、いつのまにか自分が視野狭窄になっていたり、人の仕事を自分がやった事もないのに評論家のように論じるだけで、その仕事のレベル感が全く分かっていない残念な人になっていたり、仕事に対しシンプルな目的や向上心がないから無心になって打ち込めていなかったり等々。そんな思わぬ気づきをカメラから得る事が出来ました。少しづつ写真撮るのも上手くはなっていると思うので、引き続き楽しみながら撮影して行きたいと思います。

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